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今回のオーガニックトレインでお手伝いしていただく予定の
能勢の若手農家のお二人にお話を聞きました。
能勢銀寄の谷代表(右)と堀口さん(左)松岡さん(中央)。

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当日の収穫体験の段取りなども打ち合わせしながら。
堀口さんと松岡さんにご自身のことを語っていただきました。

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堀口さん
「出身は川西市です。
農家になる前は大阪市内でコンピューター関係の仕事をしていました。
会社を辞めたのは今から3年前です。
退職してしばらく西宮市の舩坂で農業をしている知人の手伝いのようなことをやってました。
それから農業に強く魅力を感じるようになったんです。」

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「私の父が能勢の出身だったんですよ。
それで縁があって、親戚の方々に田畑をお借りして
本格的に農業をはじめました。」

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「農業を勉強していくうちに自然農のことを知りました。
自然農の考え方や生き方にとても感銘を受けたので、自分も自然農を選ぶようになりました。
はじめた当時は、野菜も全く実ることがなかったんですけど、
そこから、試行錯誤しながら、少しづつ確実に収量が増え始めてきたという感じですね。」

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「農業をはじめて良かったことは、自分の時間が持てるということですね。
以前は朝5時から夜中の12時まで働く毎日だったんですけど、今は朝8時から仕事始めて夕方5時には終わります。サラリーマン時代に比べて収入は減りましたけど、そのかわり自分の時間が持てるという豊かさを実感してます。」

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堀口さんが強くおしゃっていたことは、子どもたちの未来についてでした。

「今までの大人たちが社会の豊かさのために選んだことで、自然や環境に悪い影響が起きてしまった部分もあると思います。そういうものを子ども達の未来に残さないようにしたいですね。一人でも多く慣行農法から自然農に変換できないかと思ってオーガニックの野菜を作っています。」

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松岡さん
「出身は東大阪です。東大阪は中小企業のまちで、能勢のような自然豊富な環境とはかけ離れた所で育ちました。
自分は音楽がとても好きなんですよね、20代は音楽のある所で働いてました。
ディスコミュージックのナイトクラブやジャズミュージックのブルーノートでバーテンダーをしていました。」

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「そんななかで、たまたま自然農の講演を聞く機会があって、自然農に興味を持ったのが最初です。」

松岡さんは今までの昼夜逆転の生活をやめ、有名な自然農の塾に1年以上通い、自然農を学んだそうです。
そして、能勢には知人の紹介で同世代の農家さんと出会い、はじめは援農のつもりが、自分で農業を始めることになります。
当時おつきあいのあった女性と結婚し、能勢へ農家として家族で移住してきたのが数年前。

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「はじめは消費者の要望に応えるべく、生活のためにも慣行農業をしてました。
でもだんだん自分のやりたい農業が、自然農へと変化していったんです。
そうなると、今まで通りに消費者の要望に応えることが難しくなってくるんですよね。
…で、いろいろ葛藤もあったんですが、農業をやめました。
自然農の野菜つくりをやめたのではなく、なりわいとしての農業をやめたんです。」

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「今はプランターでできる野菜つくりを尼崎で教えています。
小さなプランターの中にも自然は存在してるんですよ。
それを都会に住む人が知ることで、能勢のような里山への関心がわいて、
そこから都会と田舎の交流がうまれるんじゃないかな、と思っています。」